出産編 序章
私は出産して産褥期精神病になりました。
分娩は、大学病院。妊婦検診はクリニックというかたちの
セミオープンシステムを行っている病院での出産を選択しました。
理由は、クリニックの妊婦検診で外勤で来ていた医師の感じがよく丁寧な
男性医師(妊婦検診は女性医師ばかりで、男性医師自体に緊張していていましたが、それをまったく感じなかったです)だったからです。
そしてなにより、大学病院を選んだきっかけは、私の血液型がRh-という
珍しい血液型のため助産院では分娩できず、病院を選ばざる負えませんでした。
助産院での暖かい雰囲気やおいしい食事に憧れを抱いていましたが、
見事に打ち砕かれました。
また、私の母も同じRh-の血液型なので覚悟はしていましたが、内心残念でした。
そして、私は過去に病院で働いたことがあります。
医療事務ですが、医師・看護師と働いてなんとなく病院の裏事情には精通していました。
なぜか分娩予定の大学病院で出産したかたの口コミが悪いのが心配でしたが、
実際に診察してくださった医師は感じがよかったので安心していました。
また、そちらの大学病院の理念が心のこもる病院であり続けるという内容だったので
これなら安心できると思っていました。
私は無事に子供を出産していますが、もし時間を巻き戻せるなら
この大学病院でお産はしなかったと思います。
これから書いていく記事で、あのときなにがあったのか真相を明らかにしていきたいと
思います。