精神科病棟に入院してみた

同じ病気を抱える方やママの心に刺さる内容を発信します

出産編 分娩

1月14日

AM2:00

その日はなんだか眠れずそわそわしていました。

いつもだったらとっくに寝ている時間です。

夫はたまたま、ビジネスホテルに一人で1泊していました。

(私は臨月近いからやめてねと言っていましたが)

私は翌日に子育て支援センターの下見をしていました。

片道10分ほどで行ける距離なのに、その日は30分かけてゆっくり歩いて行きました。

 

だらだらと家のベッドでスマホyoutubeを見ながら、2:00になったし

流石に寝ようと思った矢先に、

尿漏れのような感覚が。

時間が時間だし、スルーして寝ようと思いましたが臨月妊婦であったことを

思い出し、トイレに来ました。

両親学級で聞いた無色透明・無臭。

youtube知識で手に入れた、お腹に力を入れて水が出たら羊水と覚えていたため

いざ実践すると、やはり水が漏れてきました。

「こりゃ破水だ」

仕方なく病院に電話し、今すぐきてくださいとなったため、

用意していた陣痛バックと入院バックをもってGOタクシーを一人で呼んで

行きました。

真夜中に破水したことに動揺しながら、タクシーに乗り込みました。

タクシーの方は感じがよい方だったのですが、土地勘がなく

10分で着くぐらいの場所まで40分かかってしまいました。

(私も気をまわして行動すればよかったと反省)

最終的に何とか電話口で話した助産師さんと会うことができ、

もうそのころにはお股からじゃばじゃば水が出ていました。

外来用の分娩台に上がったら

「これ完全に羊水だね。分娩しよう」

もう今日産むしかないと覚悟が決まりました。

そして、なんとか出産する前に夫と会うことができました。

こちらの病院ではコロナ禍ということもあり、分娩後1時間しか面会できず、

そのままマタニティの入院に入ってしまうシステムでした。

夫から

「頑張ってね」という言葉をもらい一段と気合が入りました。

これから大仕事をするんだと不安からスイッチを切り替えることができました。

夫と少し会話していると、助産師さんから

「そろそろお時間が」との声かけが。

夫に別れを告げ、いざLDRルームへ向かいました。

 

次回 LDR